外国人と結婚して食習慣はどう変化するのか。自炊はするの?何料理を作るの?刺身や生ものは食べるの?
いろんな国の料理が頭に浮かぶけど、異国の食習慣を、具体的に説明するのは難しいですよね。
私も同じです。実際に外国人と結婚して、生活を共にするまではわかりませんでした。
最初は、調味料、味、においに慣れず、苦手だなと思う料理もありました。
しかし、奥さんが味付けを工夫し、私でも食べやすいように調理してくれたおかげで、今ではお互いの国の料理を、身近に味わえることがお得に感じます。
奥さんに感謝ですね。
この記事では、日本人の私と、タイ人の奥さんの経験をもとに、日本とタイ夫婦の食習慣をわかりやすく紹介します。外国人と結婚したい人、交際している人、興味がある人にとって参考になる内容となっています。
食習慣とは
食習慣とは、食べることに関する習慣。食べることにおいて、毎回当たり前のように行っていること。
食習慣の違い
日本とタイで大きく違うのは、茶碗、お椀、お皿を持つか持たないか。
日本では持って食べますが、タイは持たずに食べる。
他には、日本は箸(はし)が基本ですが、タイはスプーンとフォークが基本。
麺類(スープあり)を食べるときは、箸(はし)を使いますが日本人ほど上手ではない。
主食は日本と同じで白米ですが、タイ北部や東北地方の人はもち米が主食です。
食事の順番。日本では、主食の後や最後にデザートを食べる人が多い。タイ人は食べたいものを食べる人が多い。例えば、デザートが食べたければ、最初にデザートを食べるし、一口主食を食べた後にデザートを一口食べ、また主食を食べるなど。順番よりもそのときの気分で、自由気ままに食事をする。
結婚して食習慣は変化した?
大きくは変わらなかった。理由は、奥さんが日本料理を好きになったから。
そのため、今までどおり普段は日本料理を食べている。
小さい変化としては、茶碗を使わず、ご飯(白米)をお皿に盛り付け食べるようになったこと。箸(はし)の頻度が減り、スプーンの頻度が増えた。
日本在住のタイ人の友人は、焼肉と寿司以外の日本料理が好きに慣れず、毎日タイ料理を食べている。
自炊はするの?
ほとんど自炊。奥さんは結婚当初、料理がまったくできなかった。最初は、私が作れる料理を教えて、少しずつ覚えていった。その後、食べたい日本料理があると、自分でレシピを調べ作っていました。
元々、食べることに興味があったため、上達が早く、今では日本料理とタイ料理を上手に作ります。おかげで昼食は愛妻弁当。
何料理を作るの?
普段は日本料理。たまにタイ料理が食べたくなるらしく、週に数回タイ料理を作る。
ピザ、パン、ケーキ、餃子、ハンバーグなど食べたいと思ったものを調べて作ってくれます。すっかり外食が減りました。奥さんの手作り料理を少し紹介。
刺身や生ものは食べるの?
タイ人も日本人と同じで刺身や生ものを食べる。魚介類はもちろん、肉類(牛・豚・鶏)も生で食べる料理がある。生ではないけれど、ヘビやカエルも普通に食べる。
まとめ
ここまで、日本とタイの食習慣の違いについて紹介してきました。
どちらも白米が主食で、生ものを食べることは同じでも、お椀やお皿を持たない、基本スプーンとフォークで食べるなど、食器の使い方が日本とは少し違います。
タイは、人気の旅行先でもあるので、タイ料理が身近に感じる人、大好きな人も多いですよね。私のまわりのタイ人は、日本の食べ物は見た目もよく、何でも美味しいと言っています。
食習慣の違いを通じてタイの国民性が、少しわかってもらえたと思います。
そして、タイという国、タイ料理に興味を持って頂けると幸いです。