外国人と結婚するとき結婚式はどうするの?結婚が決まると、ほとんどの人が結婚式をどうするか考えるのではないでしょうか。結婚式をあげるのか?あげないのか?パートナーや親、両家と相談して決めることが多いでしょう。
式をあげる場合、日程から場所の選定、招待する人数(規模)など、準備することが多く、かなりの労力が必要になる。そのため、結婚式=大変、多額の費用がかかるということで、あきらめる人も多いですよね。
それでは、外国人と結婚した人はどうなのでしょうか?
この記事では、実際に外国人と結婚し結婚式をあげた私が、私たちのケースを紹介していこうと思います。
外国人と結婚する予定の人、将来外国人と結婚したいと思っている人、ぜひ最後までお付き合いを。
日本の結婚式は、場所、流れ、服装、ご祝儀など比較的想像しやすいと思います。では外国人との場合はどうなのか。特に外国であげる場合、どこで?どのように準備して式をあげるのか、実際に経験した人(参列経験含む)以外は想像が難しいですよね。まして国や地域によってやり方が違いますからね。
結果的に私たちの場合は、費用を優先に将来のことを考え海外であげることにしました。式をあげることに決めてから、式をあげるまで約1ヶ月。これだけの短期間で無事に式をあげられたのは、奥さんが一度実家に戻り、準備をしてくれたから。もし二人とも日本に居ながらの準備だったら、とても1ヶ月では足りなかったと思う。
時間に余裕をもって準備することをおすすめします。そして、その地域の文化や習慣を取り入れ、自分たちの納得のいくスタイルを考え相談しながら計画する。
きっと記憶に残る素晴らしい結婚式になるでしょう。
結婚式の場所
タイ北部 奥さんの実家
日本と同じようにホテルや式場という選択肢もある中で、実家を選んだ理由は大きく2点。
- 費用を少なく。
- 2037年まで(できるだけ早く)に移住する目標があるので、村の人たちに知ってもらいたいという思い。
結婚式の費用
総額は日本円で約20万円
料理のケータリングサービス代、アルコール代、音楽演出サービス代(カラオケ設備含む)
会場は奥さんの実家なので無料。
テントは村所有を借り、村の男性陣と設置したので無料。(村の人たちに感謝)
テーブル、椅子はケータリングサービス業者で用意し設置してくれる。
ご祝儀
特に決まりはない。日本のように相場というのもない。
私たちのときは、日本円で80円~6,000円と人によって様々。
服装
タイ北部の伝統的な衣装。
参列者は私服でもOK。私服の人が多かったかなと。
風習・演出
村で一番えらい人が結婚式の司会進行役となり、取り仕切ってくれる。
最初にご当地ならではの儀式が行われる。それは参列者が順番に、新郎新婦の手首をひもで結んでいく。結ぶときに良い言葉をかけながら幸せを願ってくれる。
そして食事や酒を飲みながら親族のスピーチ、その後歌ったり踊ったりで皆で盛り上がる。
苦労したこと
料理の選定が一番苦労した。予算内だと品数が限られてしまう。
その限られた品数の中でどの料理にするか、けんかしながら決めた今となってはいい想い出。
招待する人の選定。これは日本でも同じかなと。人選は奥さん側に完全に任せてしまったので、私の負担はなかった。
(奥さんたちに感謝)
ここまで私たちのケースを紹介しました。結果、規模はともあれ結婚式をあげてよかったと私たち夫婦や家族は思っている。
招待した親友や兄弟は、観光ツアーで経験できないような、非日常的な海外ツアーを体験したようだと言ってとても喜んでいた。
私自身も、親友や兄弟が現地まで来てくれたおかげで、安心できたし楽しむことができた。
予算を気にしなければ、好きなように盛大な結婚式をあげることができる。しかし、私たち夫婦のように、少ない予算でも心に残る素晴らしい結婚式をあげることができる。
外国人との結婚式だからハードルが高いと思わないでほしい。
やり方はいろいろあると思うし、場合によってはお互いの国と関係のない場所で結婚式をあげてもいいと思う。迷っている人は思い切って一歩踏み出す、進んでみてはいかがでしょうか。
人生は一度きりなので・・・
最後までお読みいただきありがとうございます。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。