異国の愛

このブログでは、 異なる文化の中で、小さな喜びを大切にする日本とタイの明るい家族の心温まる瞬間をお届けします。

日本におけるタイ人の出産後、最初にやる手続き出生届で日本国籍取得の体験談

出産は、女性の体の心配や準備するものが多く本当に大変。出産前後では、入院手続きや役所の手続きがあり、何からやればいいか慌ただしいですしね。

 

特に外国人が日本で出産した場合、最初にどこで何の手続きをするの??となりますよね。私も同じでした。私の場合、どうしても頭の中だけだと、うまく整理できず結局何からやればいいか分からなくなってしまいます。そこで、私はアナログですが、やることを書いて、頭の中を整理しながら手続きをしました。

 

今回は、日本人とタイ人夫婦が、日本で出産した場合の出生届について紹介していきます。

つい先日、出産から出生届の手続きを経験した私たちの体験談をもとに、実際にやった日本国籍取得のための手続きを紹介します。タイ国籍取得の手続きは別の記事で紹介予定。

 

私たち(夫:私、日本人と妻:タイ人)とは逆の夫:タイ人、妻:日本人の場合にも参考になる内容となっています。

出産体験談

奥さんの母国タイで出産した方がよかった。近くの総合病院で出産予定でしたが、諸事情により32週から、遠い大学病院に移ることに。33週からお腹の張りが強く、我慢できない痛みのため入院。34週目になる日に切迫早産で出産。

 

早くから入院の準備はしてあったので、入院まではスムーズでした。しかし、問題は入院後です。下記は私が思う奥さんが感じた問題点。

  • その病院は今も面会禁止で、家族に会えないストレス
  • 日常会話は分かるが、専門的な医学用語は理解できない言葉のストレス
  • 個室ではないのでベッドでの通話不可、体が思うように動かせず、通話エリアまで簡単に行けないストレス

入院して数日後、個室に移ることに。プラス料金が発生(保険適用外)しますが、このままでは奥さんがストレスで壊れてしまいそうだったので。お金のことをいつも気にしてくれている奥さんも納得してくれました。

 

個室に移っても面会禁止というのは、私にとってもつらいことでした。奥さんは不安でもっとつらかったと思う。異国の地で孤独にしてしまい、本当に申し訳ない気持ちでした。この気持ちはこの先ずっと忘れません。

 

このような体験から、入院中のストレスを考えると母国で出産することを強くおすすめします。今更ですが、私たちの場合、タイで出産しても日本の出産育児一時金(50万円)はもらえるようです。入院のストレス、コストを考えて、タイで出産すればよかったと、いい勉強になりました。

出産後最初にやる手続き

病院から出生証明書をもらい、市役所に行き出生届を提出する。

 

出生届は1枚の用紙で、左側に父親、母親、届出人の情報を記入し、右側は出生証明書となっていて病院が記入。そのため、出生届と出生証明書は同じ1枚の用紙になります。

birth notification



出生届提出のときに、子供手当の手続きも一緒にやってくれました。

 

最初にやることは、病院から出生証明書をもらったら、出生届部分を記入し市役所に提出すること。

出生届の手続きに必要な書類

  • 病院からもらう出生証明書。
  • 届出人の身分証明書。(私はマイナンバーカードにしました)

出生届の手続き体験談

会社員の私は、会社に

  • 「健康保険被扶養者(異動)届」
  • マイナンバー入り住民票
  • 白紙に子供の名前とフリガナを大きく書いたもの(漢字を間違えないようにとのこと、健康保険被扶養者(異動)届の名前記入欄は小さいですからね)、

以上の3点を提出。

数日後、会社から健康保険被保険者資格証明書が届く。その後、子供の保険証が届く。

 

奥さんの入院から出産、退院までの病院手続き、多量の同意書の説明と署名、未経験のことが一気に押し寄せてきて、流されるままことが進んだ感じでした。この状況で、冷静に説明を理解し手続きするのは、かなり難しく経験値の少なさを実感した。

まとめ

ここまで体験談をもとに、出産後最初にやる手続きについて説明してきました。

出産というおめでたく嬉しいことの中で、当事者としては、病院の説明、手続きなど慣れないことでバタバタすると思います。まずは、母子の安全確保を最優先に!

 

役所への手続きは期限がありますので、優先順位を決め進めていきましょう。

出産後最初にやる手続きは、市役所に出生届を提供すること。会社員の人は、会社への連絡を早めにすることをおすすめします。

 

我が子は、タイ国籍も取得する予定なので、手続きが終わりましたら情報共有します。