先日、無事に子供が生まれました。落ち着いたら早めに、奥さんの両親や村の人たちに顔見せしたいと思っていました。そこで疑問が。海外に行く場合、生後間もない赤ちゃんにパスポートは必要なのだろうか??
そんな初歩的と思われる疑問ですが、今まで気にしたことなかったので、まったくわかりませんでした。調べてすぐにわかったのは、赤ちゃんでもパスポートが必要なこと。
そこで今回は、生後間もない赤ちゃんのパスポート申請についての紹介です。赤ちゃんなので、申請は親か祖父母などがすると思います。私たちの場合は、父親である私が申請したので私の体験をもとに、親目線で解説していきます。
私たちは、父親の私が日本人で奥さんがタイ人。子供は生まれたばかりで、日本国籍のみ取得。そのため、今回は、子供の日本人としてのパスポート申請の内容になります。
必要な書類一覧
(1)一般旅券発給申請書1通
「ダウンロード申請書」と「手書き書式の申請書」の2パターンあります。
「手書き書式の申請書」はパスポート申請窓口で入手できます。
18歳未満の方は、5年有効なパスポートしか申請できません。
私は、事前に別件で市役所に行ったときに書類を入手し、時間のあるときに記入しておき申請。「手書き書式の申請書」で申請しました。
(2)戸籍謄本1通
申請日前6か月以内に作成されたもの。本籍地で入手。
私は、本籍地と現住所が別ですが、マイナンバーカードを所持しているため、コンビニの端末で入手できました。やり方は下記サイトを参考に。
(3)赤ちゃん本人の写真1枚
縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景(無地で淡い色)
申請日前6か月以内に撮影されたもの。
パスポート申請用写真の規格については、下記サイトを参考に。
裏面に申請者(赤ちゃん本人)の氏名の記入をお忘れなく。
私は心配だったので、写真を申請書に貼らずに持っていき、申請窓口で確認してもらってから貼りました。
(4)申請者本人に間違いないことを確認できる書類
- 1点で良い書類
マイナンバーカード(個人番号カード。通知カードは不可。)、運転免許証、船員手帳など
- 2点必要な書類 AとBの各1点、又はAから2点を提示
A健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等
B次の内写真が貼ってあるもの
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等
私の場合、生後すぐに申請したため、上記書類は一つもなく窓口に相談しました。そうしたら、母子手帳とマイナンバーカード(申請した父親である私のもの)の2点でOKとのことで無事に申請できました。窓口によって違うかもしれないので、心配な方は事前に確認することをおすすめします。
申請手順
- 必要書類を申請窓口に提出
このときに受取可能日の指示があります。
私の場合は、2024年6月6日(木)に申請し、6月17日(月)に受取に行きました。
- パスポート受取
必ず本人(赤ちゃん)を連れて行かなければいけので注意を!書類提出のときに、寝ていてもかまわないので必ず本人を連れてきて下さいと説明がありました。
親目線でのアドバイス
私たちの場合、諸事情により生後1ヶ月以内にパスポートをつくり渡航しました。赤ちゃんのパスポート申請で一番大変なのは、写真撮影ではないでしょうか。多くの方が苦労されており、撮影ノウハウの記事が多く見受けられます。
私たちの場合は、病院のベッドで撮影したので、そんなに苦労しませんでした。しかし、パスポート受取~渡航の出入国まで徐々に顔がふっくらしていき、少しずつパスポートの写真とは違う顔に。
なので、写真については、そんなにこだわらなくていいと思いました。
生後間もない渡航については、子供の負担もそうですが、親の負担もかなり大きく、現地に着く頃にはヘトヘト。特段の事情がない限り生後すぐの渡航はおすすめしません。一番大切なのは、親の都合ではなく子供です。どうしても渡航せざるを得ない状況でしたら、子供の状態をしっかり見極め、子供最優先で時間に余裕を持った旅程にすることをおすすめします。
まとめ
ここまで、生後間もない乳児のパスポート取得までを、私たちの実体験を元に紹介してきました。成人でも乳児でも申請に必要な書類は同じです。ただ、乳児の場合は写真撮影が苦労するかと思います。成長して顔が変わりますし、5年以内には更新なので、見た目ではなく条件を満たすことを意識したらいいと思います。
子供と一緒に海外に行く可能性がある方は、早めに子供のパスポートを取得してみてはいかがでしょうか。
渡航した際、現地滞在中に、子供のタイ国籍取得(日本とタイの二重国籍になりました)とタイのパスポートも取得しました。このことについても、別の記事で紹介します。お楽しみに!!